【性行為以外でも感染するの？】クラミジアの感染経路を徹底調査！

日本で一番感染者数の多い性感染症、クラミジア。
具体的には、どのような行為をするとクラミジアに感染してしまう可能性があるかご存知ですか？

性病を予防する為には正しい知識をつける事が第一歩です！
今回は、クラミジア感染症の感染ルートについて詳しくご紹介します。

クラミジア感染のほぼ１００％が性行為によるもの

クラミジアの感染経路については、意外と知られていない、または間違った知識が広まっています。

性器へのクラミジア感染や、喉へのクラミジア感染はほぼ100％性行為が原因です。
クラミジアは非常に弱い細菌ですので、空気中に排出されるとすぐに死んでしまいます。

パートナーへ感染させてしまった時に、【銭湯でうつったかも・・】【公衆トイレでもらったかも・・・】といったような言い訳をする人がたまにいますが、よく調べられたら嘘がばれるので気をつけましょう・・・

性行為以外で感染する性病・性感染症はヘルペスウイルス等があげられます。性行為でしか感染しない

病気と、性行為以外でも感染の恐れがある病気をしっかり把握しましょう。
>>性行為以外で感染する性病と感染しない性病の詳細はこちら

性器クラミジア感染症の原因であるクラミジア・トラコマティスという細菌と淋菌は、感染者の粘膜や体液が相手の粘膜と接触する事で感染します。
感染する部分は男性の場合は尿道、女性の場合は子宮頸部、あとは喉の粘膜です。

空気に弱い最近ですが、感染力が非常に強く、１回の性行為による感染が30％～50％以上といわれています。

一番多い感染経路は、コンドームを使用しないセックスによるものです。
感染者の尿道から相手の膣へ、または感染者の膣から相手の尿道へ粘膜を通じて感染します。

コンドームを最初から最後まで使用すればある程度感染のリスクを排除する事が出来ます。ただし、相手の体液が尿道へ付着してしまったりすると、感染の可能性がある為、100％予防できるとは言えません。

オーラルセックス（フェラチオ・クンニリングス）で喉の粘膜から性器へ、または性器から喉の粘膜へ感染するケースがあります。
喉の粘膜は喉の奥の方にある為、男性のクンニリングスによる感染よりも、女性のフェラチオによる感染の確率の方が高いです。

ディープキスでも、感染する可能性がありますのでご注意ください。
>>喉の性病(咽頭クラミジア・淋菌)の詳細はこちら

クラミジアは高い感染力と自覚症状の出にくさから、本人の気付かないうちに長期間感染している場合もあります。

例えば妊娠時の妊婦検診や不妊治療の検査で、クラミジア感染や淋菌感染が発覚する知る夫婦も珍しくありません。
その為、感染経路を辿ろうとしても【いつ自分が感染したか】を明確にするのが難しい性病でもあります。

日本でクラミジア・淋菌の感染者が減らない大きな原因の一つが、この喉のクラミジア・淋菌の感染です。
日本の性風俗サービスでは、コンドームなしのオーラルセックス（生フェラ）が主流です。

日本人は【HIV感染を防ぐ為】と【避妊の為】にコンドームを使う意識はありますが、オーラルセックスに対しては危機意識が非常に低いです。
風俗嬢の方は、不特定多数の男性のペニスをフェラチオをするので、男性から咽頭クラミジアをうつされる可能性が非常に高いです。

たとえ、風営法に基づいて毎月性病検査をしていたとしても、月に一回程度の性病検査では気休めにしかなりません。

性病感染の疑いがある性行為をしてしまった場合（例えば、風俗で遊んだ、浮気した、いつもと違う人とセックスをした）は、性病感染を疑う必要があります。
少しでも性病感染が不安になったら、まず検査してみる事を強くお勧めします。

特にパートナーがいる方は、パートナーに性病をうつしまったら関係がめちゃくちゃになってしまいます。
男性の場合、風俗で遊んだ時にクラミジアを貰い、知らないうちに奥さんにうつしてしまった事がばれたら・・・・最悪、離婚もあり得ます。

また、女性の場合も無症状で気付かないまま長期間クラミジアに感染していると、死産や不妊症に繋がる恐れがあるので、危険です。

下記の記事で、男女別にクラミジア感染時の症状や検査方法について詳しくご紹介していますので、是非チェックしてみてください。
>>男性のクラミジア感染の詳細はこちら
>>女性のクラミジア感染の詳細はこちら