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HIVやエイズだと入国できない国がある!?【依然解除されていないHIV規制国一覧】

HIV陽性者に対する制限を設ける国がある
HIVは以前、不治の病として恐れられてきましたが近年になって、HIV感染についての知識や、エイズ発症を抑える(遅らせる)医療技術の発達に伴い、表面的ではあってもHIV陽性者に対する差別は減ってきています。
しかし、依然HIV陽性者(感染者)に対して入国制限や、隔離、強制退去の処置をとっている国はあります。

現在HIVに対する規制がある国は45カ国(2012年時点)

今から16年前の2000年時点では96カ国で何らかの制限がありましたが、ようやく半分以下になりました。
HIV/AIDSと人権に関する国際ガイドライン(UNAIDS)によれば「HIVに感染している、もしくは感染の疑いがあるという理由で移動の自由や居住の選択に制限を加えることは差別である」と明記されています。
UNAIDSは2015年でHIV制限国の撤廃を目指していましたが、現在でも45か国がHIV陽性者の入国に対し何かしらの入国規制をかけている事が報告されています。
入国禁止等の規制がある国の推移
2000年 96ヶ国
2008年 74ヶ国
2010年 53ヶ国
2012年 45ヶ国
 

2015年4月時点で、HIV陽性者に対する何らかの規制がある国

これらのデータは日々変わりますので、最新データはUNAIDSでチェックをお願いします。
中東は特に厳しく、入国禁止や感染発覚で永久追放される国もあります。

アジア

ウズベキスタン
タジキスタン
トルクメニスタン
ブルネイ
マレーシア
モンゴル国
台湾
朝鮮民主主義人民共和国
(韓国※)
韓国はUNAIDSから制限解除の発表があったが、韓国政府からの公式発表は無い。

北米

規制なし

中南米

アルバ
キューバ
タークス・アンド・ケーコス諸島
ドミニカ共和国
ニカラグア共和国
パラグアイ
ベリーズ

アフリカ

エジプト
コモロ
スーダン
モーリシャス

欧州

アンドラ公国
スロバキア
ベラルーシ
リトアニア共和国
ロシア

中東

アラブ首長国連邦(UAE)
イエメン
イスラエル
イラク共和国
オマーン国
カタール国
キプロス
クウェート
サウジアラビア
シリア・アラブ共和国
バーレーン
ヨルダン
レバノン

オセアニア

オーストラリア
サモア
ソロモン諸島
トンガ
ニュージーランド
パプアニューギニア
マーシャル諸島共和国
出典:http://www.unaids.org/en/
 

まとめ

HIV/エイズに対する正しい知識を身につけましょう。

各国がHIV陽性者に対して入国制限をするのは、国内での感染拡大を食い止めたいという意思があるからです。
また、HIVの治療は高額な医療費がかかります。感染拡大によって国が医療費を負担する金額が莫大になってしまうという経済的なリスクも存在します。
ただし、HIVは正しい知識を持っていれば予防できる病気です。性行為による感染以外にも感染ルートはありますが、身近な性行為による感染は特に気をつけましょう。
また、日本はHIV陽性者の入国規制などは一切行っていません。そして、同性愛者を中心に依然HIV感染は拡大しています。
性病は決して他人事ではありません。
自分の大切な人に感染させてしまわないように、過去に不安な行為があった場合は一度、性病検査を受けてみてください。
HIV・エイズの症状や感染経路、検査方法については下記の記事で詳しくご紹介していますので、是非ご参照ください。
>>HIV/エイズの症状や検査方法の詳細はこちらから

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