パートナーとのセックスの際に濡れない・・・というのは、女性自身にとっても男性自身にとっても辛いことだと思います。
いつも通りの前戯、いつも通りのムードで当たり前のように進めていくと、いざという時に突然濡れていなかったり、スムーズに出来なくなってしまい気まずくなってしまったり・・・
何故、突然濡れなくなってしまうのでしょうか? いろいろな原因が考えられますが、その中には性病が原因で発症することもあります。
- 最近パートナー以外と性行為をした
- 女性向け風俗などに行った
という方は、まず性病検査をするのがおすすめです。
ある日突然濡れなくなる原因は?
セックスのときに濡れない原因は、大きく分けて肉体的なものと精神的なものの2つに分類されます。
精神的要因
精神的な要因としては、セックスに対するストレスや緊張により、リラックスして快感を得ることができない事が、濡れなくなる原因として挙げられます。
例えば、前回のセックスの時に少し痛かった、うまくいかなかったという経験があると、次のセックスの時もその時の事を思い出してしまったり、【また濡れなくてはいらなかったらどうしよう・・・】というような不安が、余計に濡れなくなってしまう原因となってしまいます。
肉体的要因
肉体的な要因としては、排卵日をすぎたことによる膣内の粘液の減少や、純粋に身体的な疲労などが考えられます。
また、女性ホルモンが不足すると、膣内の液体を分泌する信号がうまく送られず、濡れなくなってしまう事もあります。
日々の疲れや、睡眠不足、偏った食生活など【生活習慣の乱れ】が濡れなくなる事に影響していると言っても良いでしょう。
女性ホルモン分泌のバランスが崩れると、濡れにくくなる恐れ以外にも、女性の薄毛や抜け毛の原因にもなりかねません。
性交痛があるかないか?
ある日突然、または最近濡れにくい・・・という方は、濡れにくい以外に他に症状はありませんか?
例えば、性交痛と言われるような、膣内に何かが入った時にピリっとした痛み等を感じる場合がある方は少し注意が必要です。
指や男性器を入れる時に痛みを感じてしまうと、もちろんリラックスして気持ちよくなれないので、濡れにくくなる原因として挙げられます。
女性の性交痛(膣内の違和感・軽い痛み)が発生する原因は様々ありますが、原因の一つに【性病/性感染症】も挙げられます。
性交痛を起こす性感染症
性感染症の中で、膣内の軽い違和感や痛み等の症状を伴う物は下記の通り。
特に女性に感染者が多いのが「クラミジアと淋菌」です。実に感染者の80%近くが無症状または軽い違和感を感じる程度で、自覚症状に乏しい為発見が遅れる事が非常に多いです。
女性の場合、妊娠後の性病検査で感染が発覚して、実際いつ感染したか全く分からない・・・というケースも多々あります。
(この場合は、たいてい旦那さんが風俗遊びなどでクラミジアを貰ってくるパターンが多いです)
濡れにくい=性病と言うつもりは全くございませんが、もし、【性器の違和感・ピリっとした痛み】などのいつもと違う症状に自覚がある場合は、一度性病検査を受けてみる事をおすすめします。
性病検査はパートナーと一緒に
もしあなたに、特定のパートナー(彼氏や旦那様)がいる場合は、1人だけ検査して治療をしても意味がありません。
二人同時に検査して、もし感染が確認された場合は二人一緒に治療して完治させないと、いつまでたってもお互いにうつしあってしまいます。(これをピンポン感染と言います)
性病検査がしたいと、男性のパートナーに言うのは勇気がいるかもしれませんが、お互いの将来の事を考えて、またリラックスして二人で愛し合う為にも、一度検査を受けてみる事もおススメです。
パートナーとの検査をうまく受ける方法は、下記の記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。
まとめ
濡れにくい事は、女性にとって深い悩みの一つです。しかも、ある日突然濡れなくなると、原因も対処法も分からず途方に暮れてしまいがちです。
まずは焦らず、精神的にリラックスする事、生活習慣を改善して肉体的な負担を取り除く事に取り組んでみましょう。
そして、もし性器に何らかの違和感や軽い痛みを感じる事があれば、婦人科や性病検査キットを利用して、一度性病の検査を受けてみる事もおすすめします。
特に女性は、クラミジア・喉のクラミジアに無症状のうちに感染している事も多いです。
クラミジアや喉のクラミジアについては下記の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。