性病感染なんて・・・と、他人事のように思っていませんか?
性病というと、普通の生活を送っている人は完全に他人事だと思っている方が多いです。(特に女性)「私は大丈夫、何の症状も無いし」って。
しかし、実際はいつでも、誰でも感染の危険があります。
先進国の中で性病患者が増え続けているのは日本だけです。これは、日本人の性病に対する「知識の無さ」「危機感の無さ」が大きな要因となっていると思います。
女性の5人に1人は性病経験者!?
ある女性向けグッズの会社が女性153名に対して行ったアンケートで、今までに性病に感染した事のある女性は25名で16.3%、感染経験のない女性は128名で83.7%でした。
つまり女性の5人に1人は性病の感染経験があるんです。
この数字、低いと思いますか?私は、とても高いと思います。私の職場の女性が20人いますが5人は性病経験者だと思うとリアルに怖いです。
性病に関する知識が無さ過ぎる
女性の場合
私の彼女もそうでしたが、一般の女性たちは性病に対する知識が無い人が非常に多いです。HIV/エイズについてすら、「なんか怖い病気」程度だったりします。
まず、それぞれの性病の症状も知らない。何か性器に異常があっても、相談しにくい・病院に行くのが恥ずかしいと言って何もしない人も私の周りには結構いました。
また、最近感染者が増えている咽頭クラミジアや咽頭淋菌などの喉に感染する性病。
これは相手が性器にクラミジアを持っていて、セックスはゴムを使うけどフェラチオ等は生で行ってしまう事が多い為、女性の喉に感染が広がっています。
男性の場合
男性は、年代が上の人たち(30代~50代)の性病の知識が無いような気がします。
海外出張や接待でかならず風俗に行くようなサラリーマンも多いと思いますが、(付き合い含めて)
みなさん、平気でナマでやっちゃうんです。
もちろん生フェラが当たり前。「やっぱ生フェラが一番だよなぁ」とか言っちゃってます。
オイオイ、ヤバいよそれ。奥さんにうつしたらどうすんの?というか、生でセックスまでして、HIV感染怖くないの!?と思います。
性病に関して知識の勉強をしないといけません。勉強といえば性の勉強や登録販売者の勉強方法やお金の勉強など様々ありますが自分のライフステージに分けて取り組むべきです。
性病は一般的に、男性の方が症状が出やすい事もあって、若いうちにクラミジアや淋病などを一回経験している方は次から気をつける事が出来ます。
しかし、女性はクラミジア等は特に自覚症状が出ないことから、感染に気付かず長期間放置し、妊娠の際に検査で発覚する事が非常に多いです。
性病に対する危機感が無さ過ぎる
これは男女関係なしに、日本の人たちは特に性病に感染する事に対しての危機感が無さ過ぎると感じています。
このサイトでも私が何回も口を酸っぱくして言ってますが、【性病は、他人事じゃない!】
女性の方へのメッセージ
今までの彼氏が性病に感染していない保証はありますか?付き合ってから性病の検査は受けてもらいましたか?男性なんて、はっきり言って全く信用ならないんですよ。
・高校生~大学生くらいの彼氏がいる女性へ
その年代の男たちは頭の中はヤル事ばっかり考えてます。やれるならやっちまえ!の精神です。(最近は若い男性のセックス離れが話題になってますが・・・)
毎回ちゃんとコンドームしている保証は?男性なんて「子供だけは作ったらヤバイ」程度にしか考えていません。
外で出せばいいとか、イク前にゴムすればいいとかその程度。もちろん相手が普通の彼女やナンパでひっかけた人なら、生フェラも当たり前ですし。
・20代~30代の彼氏や旦那さんを持つ女性の方へ
就職して、お金も稼げるようになった男は風俗に行く確率が激増しますよ。
男性で風俗好きな人は体感で全体の3割~4割くらいしかいないと思いますが、サラリーマンは【付き合い】で風俗に行かなければいけない事が多々あります。
風俗嫌いな男性はたくさんいる事は知ってます。けれど、お客様の接待とかで一緒に行くと、「キミ、先に選んでいいよ」とか言われちゃって逃げ場が無いんです。
そして自腹で2万~3万払って嫌々風俗に行かなきゃならない事があるんです。おかしいとは思いますが、日本のサラリーマンはそんなもんです。
・30代~50代の旦那さまを持つ女性へ
もうね、この年代の男性方は90%以上風俗経験ありますよ。
上記の【付き合い】もあるし、子供が出来てセックスレスになったご家庭ではほぼ間違いなく出張や単身赴任中の風俗を楽しみにしている人が多いです。
そして、性病に対する危機感が一番無いのがこの年代です。平気でナマで喜んで風俗で遊んできます。
久しぶりに夫婦の営みをする時は、一度性病検査を受けさせたほうがいいですよ、本当に。冗談抜きで。
男性の方へのメッセージ
お付き合いする前の彼女・奥様の男性遍歴はご存知ですか?過去の事なんて誰も分からないし、探る必要も無いです。ただし、性病の可能性がある事は忘れずに。
前の彼氏が性病持っていたかどうかなんてわかりませんよね? また、女性は自覚症状が無い場合が多いです。
男性がうつされて、尿道に違和感や透明な膿がでて検査して発覚。のパターンや、結婚して子作りして妊娠した後の検査で夫婦でクラミジア発覚。のパターンが多すぎます。
そんなことよりも男性の方々は、【風俗での生プレイは絶対やめてください】フェラも、クンニも、アナル舐めも、スマタも、もちろんセックスも。コンドームを最初から最後まで使わないと、普通に感染しますよ。
一時の快楽の為に彼女との関係や、奥様・家族との関係を壊す事だけは避けましょう。
少なくとも、クラミジア感染はご自身で心当たりが無いかチェックしましょう。
>>男性のクラミジア感染の症状の詳細はこちらから
日本の性に対する教育は後進国レベル
とにかく、若者への教育時に性に対して閉鎖的・遅れすぎです。
保健体育の授業で、コンドームの付け方をバナナで実演する程度でしょ?今でも。本当に情けない。
しかも、HIVの話はしても他の性病については一切しない場合もある。ちゃんと、それぞれの性病の症状と、感染経路についてもちゃんと勉強させるべきだと思います。
だいたい、HIVとエイズの違いも分かってない人がたくさんいる。日本が唯一先進国の中でHIV感染者も増加しているという事実があっても何故教育は改善されないのか!
HIVとエイズの違いが分からない方はこちらをチェックしてみてください↓
>>HIV / エイズの症状、感染経路、潜伏期間の総まとめ
コンドーム=避妊具 という刷り込み
コンドームは避妊する為に使うという事ばかり強調して教育される。コンドームは性病の予防の役割も非常に大きいと言う事をちゃんと認識してほしい。
そうでないと、【生理中で妊娠しないからナマでOK】とか、【安全日だからナマでOK】という男の適当な発言に、女性たちは従ってしまい酷い目にあう。
自分とパートナーの身体は、自分たちで守るしかない。
女性の方へ
何度も言いますが、性病は他人事じゃないんです。
女性の方はクラミジアを長期感染したままだと、症状は出なくても子宮外妊娠のリスクや、不妊症のリスクも上がります。HIVの感染率も数倍に跳ね上がります。痛くなくても、痒くなくても、クラミジアに感染している可能性はあるんです。
思い立ったが吉日、今からでも遅くないんです。今は簡単に誰にもバレずに性病を検査する事が出来ます。まずは、自分が【今】性病にすでに感染していないかのセルフチェックをおすすめします。
・無症状の方が検査すべき項目はHIV/梅毒/クラミジア/淋菌/喉クラミジア
大切なパートナーの為に、将来の自分の子供の為に一度ご検討ください。
男性の方へ
今まで不特定多数の女性とセックスをした、生のフェラを受けた事がある人は検査したほうがいいです。
風俗に一回でも行った事がある男性は特に!
そして、一度検査結果が出て問題なかったら次からは絶対にコンドームを全てのプレイで使ってください。
風俗に行くのも自由だし、会社の付き合いはしょうがないと思います。プレイを始める前に「全部のプレイでコンドーム使って」とちゃんと言いましょう。
一時の快楽に身を任せてはだめです。どうせ、射精したら変わらないんだから。終わった後に後悔してドキドキし続ける事程バカらしい事は無いですよ。
奥さんがいる人は特に、性病・風俗には注意して下さい。今のインターネットが発達した世の中では、適当な言い訳しても奥さんに調べられたらすぐばれますよ。
クラミジアも淋菌も、性交渉以外で感染する確率はほぼ0です。銭湯や汚いトイレで感染しました・・・は通じませんよ!
浮気する前に・風俗に行く前にもう一度思い出して下さい。
【全部のプレイでコンドーム使って!】と言いましょう!
海外だったら【 Please use condom to all play, also blowjob! OK ? 】
中国語ならコンドームは「套套 (tàotào)!」連呼でOK。
※余談ですが、中国人男性のコンドーム装着率は79%。世界トップクラスです。日本人は42%!!世界の「オカモト・サガミ」の日本がワースト10常連!情けない!
オカモトの0.01ちゃんと買って使いなさい!薄くて気持ちいから!
オカモトゼロワン0.01ミリ3個入り
まずは、一度性病検査を受けて、現状の把握をしましょう。
男性が検査すべき項目は、HIV/クラミジア/淋菌です。必ず検査しましょう。
>>男性のクラミジアの症状、検査方法について
>>女性のクラミジアの症状、検査方法について
終わりに
非常に長々と書いてしまいましたが、私自身風俗に行くこともありますし、過去に何度もクラミジアや淋菌に感染しています。
情けない話ですが、そんな私だからこそ言える事を書かせて頂きました。
さんざん痛い目にあっていて、今は危機感をやっと持つ事が出来ましたが、HIVに感染する前にちゃんと気付けたのが唯一の救いだと思っています。
どうか皆様、自分の身体の為に、また大切なパートナーの為に性病には十分気をつけて下さい。
下記の記事で、主要な性病の症状を全てまとめていますので、まずは当てはまる症状が無いかチェックしましょう↓
>>【性病の症状チェック!】その症状、もしかしたら性病かも?(男女別)