性病、性感染症といえばHIVやクラミジア、淋病が有名です。これらの性病は、おもにセックスや、フェラチオ等のオーラルセックスで感染します。
しかし、咽頭クラミジアに代表される【喉に感染する性病】は、キス等の行為でも感染してしまう恐れがあります。
今回は、咽頭クラミジアや咽頭淋菌等、喉の性病の感染経路について詳しくご紹介します。
なおすぐに検査したい! という方はこちらの検査キットがおすすめです。
喉の性病の感染経路
喉の粘膜に感染する
喉の性病(咽頭クラミジア、咽頭淋菌、咽頭梅毒 など)は、主にオーラルセックスによって、感染者から自分の喉の粘膜に感染します。
クラミジアや淋菌は数nm(ナノメートル)の極小サイズの細菌で感染力が非常に強い事から、若い男女を中心に感染が蔓延している性感染症です。
男性の場合と女性の場合の、喉の性病に感染する可能性のある行為を下記にまとめました。
男性の場合
クンニをする
性器にクラミジア感染している女性の性器を舐める事で、膣液や尿に混じったクラミジアが喉の粘膜へ侵入して感染する恐れがあります。
>>クンニリングスで感染する性病
ディープキスをする
喉にクラミジアを感染している女性とディープキスをする事で、相手の唾液に混じったクラミジアが喉の粘膜に侵入して感染する恐れがあります。
フレンチキス程度であれば心配はありませんが、相手の唾液が入ってくるようなキスでは注意が必要です。
>>ディープキスで感染する性病
女性の場合
フェラチオをする
性器にクラミジア感染している男性のペニスを舐める事で、カウパー氏腺液、精液、尿に混じったクラミジアが喉の粘膜へ侵入し感染する恐れがあります。
ディープキスをする
喉にクラミジアを感染している男性とディープキスをする事で、相手の唾液に混じったクラミジアが喉の粘膜に侵入して感染する恐れがあります。
>>ディープキスで感染する性病
私が過去に感染したパターン
私は過去に2回ほど咽頭クラミジアに感染しています。感染者は圧倒的に女性が多いですが、男性ももちろん感染します。
具体的には下記のような行為で感染しました。
1.風俗(マットヘルス)でクンニをしまくった時
マットヘルスはローションをたっぷり使うから、菌も届かないんじゃない?と思っていましたが、クンニをしたらバッチリ喉にクラミジアを感染しました。
マットヘルスに行った後、1週間くらいしてから喉がいがらっぽくなって、痰が絡んで咳が出やすくなりました。
おかしいな?と思って、検査を受けたら感染が発覚しました。
2.普通にナンパした子からキスでうつされた
ナンパをした子と数回セックスをしましたが、私自身クンニ等はしていなかったし、全ての行為にコンドームを使ったのですが喉にだけクラミジアを貰いました。
これに関しては確証がありませんが、ほぼ間違いなくディープキスから咽頭クラミジアを貰っています。
この時のクラミジアがしつこくて、医者で抗生物質を貰ってもなかなか完治せず、結局完治まで3週間かかったのを覚えています。
喉の性病は検査をしないと気付けない
咽頭クラミジアや咽頭淋菌感染の厄介なところは、ほとんどが無症状であるという事です。
もし症状が出たとしても、少し喉が痛かったり腫れたりする程度で、風邪と判別がつきません。
相手の女性が、元彼、元々彼から咽頭クラミジアをうつされていたとしても、自覚症状が無いので気付けません。
それくらい、自覚症状が出にくい性感染症です。
うがいで簡単に検査ができる
クラミジアや淋菌の検査精度は近年飛躍的に向上しており、水道水でうがいをした液体を調べるだけでクラミジアや淋菌等の喉の性病を検出する事が可能になりました。
病院や耳鼻科で、うがい検査を実施している所は少ないですが、性病検査キット業者や性病専門のクリニックであればうがい検査を導入している所が増えています。
特に、性病検査キット業者は、検査費用も安く、匿名で検査を受ける事が出来るのでおすすめです。
喉の性病(クラミジア・淋菌)の症状や検査方法の詳細は下記の記事で詳しく説明していますので、是非ご参照ください。
>>喉の性病(クラミジア・淋菌)の検査方法と症状のまとめ
まとめ
風俗店で遊んだ事のある人、いつもと違うパートナーと性行為をしてしまった人は一度性病検査を受けて見る事をおすすめします。
特に、喉の性病についてはディープキス程度でも感染してしまう恐れがあるので、見落としやすく、感染者を広げてしまう危険性が非常に高いです。
咽頭クラミジアは、感染していても死ぬ病気ではありませんし、重い症状になる事もありません。しかし、パートナーにうつしてしまえば修羅場になりかねませんし、高確率で性器への感染にもつながります。
性器クラミジア感染症は放置すると不妊などの原因にもなりますので決して馬鹿に出来ない病気です。
喉の性病だけに感染している人も非常に多いので、この機会にぜひ不安な人は検査を受けて見てください。
>>喉の性病(クラミジア・淋菌)の検査方法と症状のまとめ