アナル舐め。それは男のロマン。しかし、性病には注意!
日本の風俗でも、アナル舐めのサービスが結構当たり前になってきたのは大変喜ばしい限りです。
一昔前は、ソープに行かないとやってくれなかったり、有料オプションのお店が多かったですね。
だからといって、安易にアナル舐めサービスばかり利用すると、性病(性感染症)にかかるリスクがあるので、注意が必要です。
今回は、私の性病体験談を紹介します。
ヘルペス感染のきっかけから発症までの7日間
2年前、私は先輩に「めっちゃ安いヘルスつれてったる」と言われて、激安ヘルスへ行きました。
正直、付き合い100%です。
私の場合は、マットヘルスが大好きなので1回2万円~3万円払ってキッチリサービスを受けたい派です。
また、大学生時代に安いピンサロで何回もクラミジアや淋菌をうつされた経験があるので、安すぎる風俗は出来るだけ行かないようにしていました。
しかし、実はその先輩は収入もいまいちで私の方がかせいでいる事もアリ、高級ヘルスに行きましょう!というのも失礼かと思って、断れませんでした。
訪れたのは店舗型ファッションヘルス。30年前からやっているのでは?と思うくらい古くてボロい雑居ビルの一角にありました。
値段はフリーで50分3,980円。……おいおい、ピンサロより安いじゃん。
先輩はいつもこんな店に行っているのかと思うと、なんだか悲しくなりました。
しかも適当に女の子はフリーでお願いしたら出てきたのはありえない体型をした超地雷女性。
何よりも気になったのは、暗い部屋でも分かるくらい肌が汚い。荒れているというかぼつぼつが多いというか。
その時は、性病を心配したのではなく、純粋に相手のレベルに萎え切ってしまい、とてもプレイできる感じではありませんでした。
しかし、相手が綺麗だったりカワイイ時にはお願いできない事をせっかくだからお願いしようと思い、
40分間アナルをなめさせ続けました。
とにかくひたすら舐めさせて何とか手コキでフィニッシュ。手コキだから性病も安心!
もちろん、フェラもさせてないしキスもしてなく、純粋にアナルを舐めさせただけです。
まさか「アナル舐めしてもらっただけ」で、性病に感染するとは、このときは思ってもみませんでした。
自分の体に違和感を覚えたのは、お店を利用してから数日経ってからでした。
~3日後~
先輩の誘いでお店を利用した日から3日経った頃、急に異変が体を襲いました。
肛門が異常に痒い……なんだこれ……
肛門周辺にのみ痒みが現れ、ほかには目立つ症状はありませんでした。
トイレの後にきれいに拭けていなかったのかな?としか思わず、これといって特別な対処をすることもなく、様子を見ることにしました。
~5日後~
肛門周辺に違和感があり、トイレで念入りに拭いたりシャワーで洗ったりしてみましたが、症状は治まりませんでした。
とりあえず手鏡で確認したところ、お尻の肛門のシワの所にイボのようなデキモノがあることに気付きました。
当時はまだヘルペスに感染しているとは思いもよらず、「ひりひりしてきた。痔かな?」程度の認識しかありませんでした。
~6日後~
相変わらず、肛門周辺には違和感が残っています。
更に電流が走ったようなピリッとした痛みが肛門を襲い、不快感が増します。
「キレ痔か……」と自己判断して、応急処置としてボラギノールを塗りました。
~7日後~
ボラギノールの効果はなく、肛門には強い痛みが残っています。
だめだ、おかしい。痔の痛みじゃない。血も出ていないのにピリピリする。絶対なんかおかしい。
と、さすがに異常事態に陥っていることに気付き、耐えられず人生初の肛門科デビューとなりました。
結果:肛門ヘルペス
イボみたいなデキモノは、水ぶくれだったらしく、それが破れてピリピリとした神経痛が起こっていたようです。
肛門ヘルペスは、性器や口唇にできるケースと同じ単純ヘルペスウイルスが原因の性病です。
性交渉による単純接触で感染するほか、子どもの頃に感染して、長く潜伏期間を置いた後、ストレスや疲労で免疫力が低下しているときに発症することもあります。
ただし私の場合は、これまでどんなに部活や仕事で忙しくても、同じような症状が出たことはありませんでした。
子どもの頃に感染したヘルペスウイルスが悪さをしている可能性は低く、どちらかというと性交渉(風俗遊び)で感染したと考えるほうが自然です。
そこで先生に恥を忍んで【アナルを舐めてもらったんですけど、それが原因ですか?】と聞いたところ、その可能性が高いと言われました。
どうやら、【性交渉の相手が口腔ヘルペスを持っている場合、アナルを舐められると感染する可能性があるようです】
ヘルペスは、感染力が非常に強いウイルスの為、接触するだけで感染する可能性があります。
もし、普通にフェラとかされていたら、もっとほかの性病もうつされていただろうと思うと本当に恐ろしい。逆にヘルペスだけで済んでよかった。
アナルのヘルペスの治療
私の場合は、ゾビラックス(アシクロビル)という抗ヘルペス薬を、内服と患部(アナル)に塗って治療しました。
治療を初めて、4日くらいでかゆみや痛みは無くなりました。しかし、ヘルペスは一度かかってしまうと再発しやすいようです。
さいわい、私はその後肛門にも口にも性器にもヘルペスは再発していません。
肛門ヘルペスにかかったときの注意点
性病に感染して肛門ヘルペスを発症したときは、私の体験と同じように、抗ヘルペスウイルス薬の内服薬や軟膏による治療が一般的です。
人によって症状や発症するタイミングはさまざまで、感染しても目立った症状が出ないケースもあります。
一方で、痒みや痛みのほかに出血、下痢などの異常が現れる方もいるので、少しでも違和感を覚えたら専門医に診てもらうことが大切です。
肛門ヘルペスの治療を受けるときは、下記の点に注意しましょう。
- 再発の兆候があったらすぐに再受診する
- 性行為は避ける
- 家族とタオルの共有はしない
- 浴室の椅子など共用のものは洗浄して使う
ヘルペスウイルスは、現代の医療では体内から完全に排除することは困難です。
薬で症状を軽減できても、体内に残ったウイルスは免疫力が低下したときに再び悪さをする可能性があります。
少しでも体に異変を覚えたら、早めに専門医へ相談しましょう。
再発しているとき、早期に治療へ取り掛かることで、重症化を避けられます。
また、ヘルペスウイルスの感染力は強いため、治療中の性行為やタオルの共有など、体液や粘膜が接触するリスクのある行為は避けるべきです。
確率は低いものの、共有したタオルや浴室の椅子、トイレの便座などを介してヘルペスウイルスが同居の家族や恋人に感染する可能性があります。
タオルは個別のものを使用して、浴室の椅子やトイレの便座など共用する物は、こまめに洗浄・消毒して使用することが大切です。
洗濯や食器洗いは、家族のものと一緒に行っても問題ありません。
便座など気になる部分は、アルコール消毒をするとウイルスの感染力を失わせることができます。
再発の確認は性病検査がおすすめ
ヘルペスの再発時は、最初の感染のときと比べると、症状が軽く済む場合が多いのが特徴です。
早期治療が必要と分かっていても、「なんか違和感があるけど、忙しいからいちいち検査や受診に行ってられない」という方も多いのではないでしょうか。
特に肛門ヘルペスは痒み、痛みといった切れ痔などほかのトラブルに似た症状が出るので、「ヘルペスか分からないのにクリニックに行くのは面倒」と感じやすいでしょう。
肛門周辺に違和感があるときは、性病検査による再発の確認がおすすめです。
最近は直接クリニックや保健所に行かなくても、自宅で手軽に検査できる性病検査キットが販売されています。
【性病検査キットとは?】
- 自分で検体を採取して、郵送で検査機関に送る方法
- 専用の検査キットを購入すれば、自宅で検査できる
- 検体の返送から数日で結果が分かるものも多い
- 匿名性を保った性病検査キットもある
- クリニックに入るところを知り合いに見られない
- クリニックや保健所の予約を入れる手間がいらない
専用の性病検査キットを購入したら、自宅で検体(血液、尿など)を採取して、検査機関へ郵送するだけの簡単な方法です。
ヘルペスウイルスのほか、HIVや梅毒、クラミジアなど、複数の性感染症を一度に検査できるキットも販売されています。
郵便局や宅配便の営業所での受け取りを希望できる検査機関もあるので、自宅に届くと家族や同居の恋人が勝手に開封する可能性がある方でも、安心して購入できます。
検体を番号や記号で管理しており、検査結果もオンラインのマイページで確認できるなど、匿名性が担保されている点も魅力です。
クリニックや保健所での検査と異なり、予約の手間がかからないうえ、利用しているところを知り合いに見られる心配もありません。
「肛門ヘルペスが再発したかもしれないが、予約して受診するのは面倒だし、家族に知られたくない」という方は、性病検査キットで再発を確認してみてはいかがでしょうか。
GME医学検査研究所の性病検査キットのように、万が一陽性が出たときはオンライン診療可能なクリニックを紹介してくれるところもあります。
オンライン診療なら、再発が分かった後もクリニックに通わず、通販で薬の処方を受けられます。
手軽かつ誰にも知られずにヘルペスの再発を確認したい方は、専用のキットを利用した性病検査がおすすめです。
まとめ
風俗店に行く以上、いくらしっかりコンドームを使っても性病に感染する可能性があるという事を身を持って体験しました。
今回はヘルペスで済みましたが、アナル舐めだけでも梅毒などに感染する可能性もあります。
最低限、風俗店で性病感染を防ぐ為に、【コンドームは絶対着用!】また、不潔なお店には行かないなど出来る限りの予防措置をとりましょう。
それでも感染の可能性はあるので、少しでも不安な時は一度性病検査を受けて不安を払しょくする事が、一番の解決法であり、予防法です。